医者任せにしない!うつ病を克服した私の治療体験記

うつ病は「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病を克服した私の経験をもとにサイトを立ち上げましたので少しでも多くの方に読んで頂けたら幸いです。

2021-08-01から1日間の記事一覧

対話のない診察

私は現在の病院に落ち着くまで、何件もの精神科を渡ってきました。どの病院の先生ともしっくりこなかったからなのですが、そこにはある一つの共通点があるのです。 初めに訪れた医院は、外観からして柔らかい雰囲気でしたので、精神科としては落ち着けるよう…

治療の長期化

医師の処方に従ってこれまで散々薬も飲んできたにも関わらず、良くなるどころかかえって慢性化するケースは非常によくあることです。 薬じゃもうどうしようもなくなって、挙句の果てには「難治性うつ病のようだから、電気ショック療法をしたらどうでしょう」…

多剤処方

「多剤処方」その名の通り、沢山の薬が処方されることです。 精神科では、通院が長期化するほどに多剤処方になる傾向が目立ちます。本当に必要で薬が増えるならわかりますが、大抵は、症状が回復しないからこの薬も飲みましょう、こっちの薬も試してみましょ…

2年前の日記と今の私

今から2年前、私は日記をつけていました。 2年前と言うと、最も抑うつ症状がひどかった時期です。その頃の日記を読み返してみると、いかに悪化を辿っているかが手に取るようにわかります。 過度に自分を責めさいなみ、自分は罰せられなければいけない存在…

心理カウンセラーとの出会い

私自身、病院に通って医師と話して薬を飲んでいるだけでは、どうにも解消されないモヤモヤが常に心の中にあることを感じていました。 それも当然です。うつ病は決して薬のみによって回復するのではなく、むしろうつ病を引き起こした原因となる背景事情が解決…

セカンドオピニオンがもたらす気付き

セカンドオピニオンは、日本ではまだまだ浸透しきっていないように思います。医師によっては、自分が診断したにも関わらず、患者が別の医師にセカンドを求めに行くことを、快く思わない人もいます。 ですが、セカンドオピニオンは、患者が自分自身の病気の状…