医者任せにしない!うつ病を克服した私の治療体験記

うつ病は「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病を克服した私の経験をもとにサイトを立ち上げましたので少しでも多くの方に読んで頂けたら幸いです。

うつ病患者の掲示板

人に会いたくない、話したくないというのが抑うつ症状の特徴的なところで、人との関わりをできるだけ排除しようとしてしまいます。

 

結果として、他人とは最小限の交わりしか持たず、家に閉じこもることが多くなるため、とても孤独になりやすいのです。

 

本人にとってそれが気楽なのであれば、それはそれで良いのですが、「うつ病患者同士のネットワーク」を覗いてみるのも、良いのではないかと思います。

 

 

家に閉じこもりがちになるのは、どのうつ病患者も同じことで、おのずとパソコン画面に向かう時間も多くなってきます。

 

そんなうつ病患者同士が、インターネット上で交流しているのを知っていますか?

 

WEB検索で「うつ病 掲示板」と打ち込んで探してみると、うつ病患者の立ち上げた掲示板がずらっと出てきます。本当にたくさんあるんですよね。

 

そしてそれぞれの掲示板には、同じ病気を抱えた仲間たちが集っています。

 

掲示板で交換されている情報は、お互いの症状の辛さの相談であったり、薬や病院の情報だったり、活用できそうな社会制度の情報だったりと、実に様々です。

 

何より、同じ病気を持った者同士、わかりあえるのが良いですね。

 

 

地元の仲間と交流したい場合は、先ほどの検索に地域名を加えて探してみると、該当する掲示板やサイトが出てきますよ。

 

 

人との関わりを避けようとするうつ病患者が、掲示板だとこれだけ盛んに交流を深めているのは、うつ病という病気をわかりあえるということもそうですが、インターネット上のやり取りという気軽さが、後押ししていると思います。

 

さらに地域の掲示板の場合、オフ会を開いて実際に集合することもあるかも知れません。

 

何より、とても情報収集がしやすいと思います。薬のこと、医者選びのこと、自分の症状のことなど、自分よりもよく知っている人達がいろいろと教えてくれるでしょう。

 

どんな専門サイトより、経験者の声が一番重くて参考になるものです。

 

そうやって参加しているうちに、人と関わることへの抵抗も、徐々に薄れていくのだと思います。

 

 

少しでも社会との繋がりを保ち続けるために、理解者を持つために、そしてうつ病患者にとって必要な情報を仕入れ正しい認識を持つためにも、こういった掲示板の類を有効活用してみると良いと思います。