医者任せにしない!うつ病を克服した私の治療体験記

うつ病は「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病を克服した私の経験をもとにサイトを立ち上げましたので少しでも多くの方に読んで頂けたら幸いです。

2021-06-21から1日間の記事一覧

「お医者様」が処方する薬を飲んでいれば間違いない?

あなたがうつ病と診断されて以来、自分に処方された薬の薬効を調べてみたことはありますか?実は、私たちの抱える抑うつ症状は、医師の処方した薬の服用から慢性化している可能性があるのです。 精神科では、抑うつ症状に対して、抗うつ薬だけではなく抗不安…

カウンセリングは「患者の話を聞く」だけ?

私がかつて通っていた病院で、医師に「カウンセリングを受けたい」と言ったことがありました。投薬治療だけでは何ともし難い〝こころ〟の部分を、少しでもほぐしてラクになりたかったからです。ところが医師は「うーん…こうやって話しているのも〝カウンセリ…

「見えない病気」を診断する難しさ

前ページでも触れましたが、うつ病は他の内科系・外科系などの病気と違って、他人にはその症状がなかなか伝わりにくいという特徴があります。これは精神科の病気一般において言えることです。 つまり、医師にとっても、患者の病気を診断する材料は患者からの…

医師が精神医療を熟知していない

このページのタイトルを「医師が精神医療を熟知していない」としたのは、医師が「精神医療」という学問をよく学んでいない、という意味では決してありません。 むしろ、彼らが学んだ精神医療や薬剤の特性と、患者の病態との間に大きなズレが存在している、と…

うつとネットにおける中傷

自分がうつ病であると知られることに抵抗を感じる人はまだ多く、声をあげて気軽に悩みを相談できる環境は残念ながらまだまだ整っていないと言えます。 カウンセリングという手段もあるのですが、お金がかかる話ですからハードルも高くなりますね。 ではどこ…

うつ病さんの「ライフヒストリー」

実はカウンセラー資格を保有する前から、いろいろな方々のお話を聞いたり、経験を積んでカウンセリングを行ってきた私。 ここに非常に面白いテーマがあります。 「ライフヒストリー」とか「ライフライン」と呼ばれるものですが、要するに本人の人生を振り返…

「私を病人にするな!」うつ病を受け入れたくない人達

うつ病の超初期段階では、急激な落ち込みや食欲の変化、また不眠などいろいろな症状が目立つようになります。 ところが、周囲でそれを見ている者にとっては明らかな異変であるにも関わらず、当の本人がそれを「異常」と受け入れられないケースがあります。 …

うつ病者の経済的苦悩

経済的なことで悩んでいるうつ病者って、 結構多いんです。 うつ病になると、 ・ 気力が極端に衰えて、・ 集中力が極端に落ちて、・ 関心が持てなくなって、 ・・・といった状態に陥るため、 うつ病になって以降、仕事を止めざるを得なくなったり、 転職を繰…