医者任せにしない!うつ病を克服した私の治療体験記

うつ病は「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病を克服した私の経験をもとにサイトを立ち上げましたので少しでも多くの方に読んで頂けたら幸いです。

抗不安薬

抗不安薬には、デパスワイパックスユーパン)、メイラックスソラナックスなどがあります。効果の持続性や即効性、効き方の強さなどはそれぞれ異なりますが、あまり体内に蓄積しづらいもののようです。

 

効果の持続性から、ショートタイプ・ミドルタイプ・ロングタイプに分けることができ、特にショートタイプのものは、不安時の頓服にもよく用いられます。ワイパックスユーパン)やソラナックスは、よく頓服でも処方される薬です。

 

 

抗不安薬の場合、筋肉を弛緩させてリラックスさせる作用があるのですが、この作用が強いと、眠気やふらつきも強くなる傾向があります。ですから、作用の強い抗不安薬を長期的に抗不安薬を飲んでいたりする場合、どうしても慢性的に眠くなったりします。

 

そのせいか抗不安薬は、常用としてよりも、頓服としての処方の頻度の方が高いように思います。少なくとも、私自身の経験や、周囲のうつ病経験者を見ても、抗不安薬はショートタイプを頓服として処方されているケースばかりでした。

 

それでも抗不安薬を常用として処方する場合、まずはショートタイプからスタートし、徐々にロングタイプに移行して、段階的に薬を止めるという手順を踏むようです。