むくみ、頭痛、肥満は薬のせい?
薬との相性は人それぞれですが、喜ばしくない副作用の可能性に気付いたら、すぐ医師に報告する必要があります。
これは私の例であり、全ての人に当てはまるわけではありませんが、以前、睡眠薬としての効果を期待して「カルバマゼピン」というてんかん薬を服用したことがあります。
ところがカルバマゼピンを服用すると、むくみがとても気になるようになったのです。
少しでも疲れが出ると、足首や手がパンパンにむくみ、違和感を常に感じました。
ただし睡眠薬としての効果はまずまずで、夜間に何度も目覚めてしまう私には大変助かったお薬でした。
むくみについては医師に報告しましたが、様子を見ながら服薬を続けた経験があります。
なぜなら、むくみが必ずしも薬のせいではない可能性があったからです。
身体に不具合が出た時、まず最初に副作用を疑うことは大事ですが、何でも薬のせいにして良いかというとそうでもなく、自分自身の生活の在り様を振り返る必要もあります。
例えば、自宅療養していると特に体を動かさなくなり、食べれる時に食べ、寝れる時に寝ることが増えます。
結果として、
といった状態が慢性化しやすくなります。
この生活状況から推測できる健康状態の変化としては、
・・・がありますね。
すでにうつ病で服薬治療している場合、体の不調があれば医師に報告すべきですが、同時に自分がどういう生活を送っているかを振り返ることも治療の一環だと考えることをお勧めします。
便秘が続くが食生活を変えることには無理がある場合、身体の力を引き出す効果がある漢方薬を使用するという方法もあります。
むくみがあるとしたら、余計に塩分を採り過ぎてないか思い出してみることも大切です。
うつ病になると、自発的行動力が乏しくなるとは言え、その時々で自分にできることはあるはずですから、自分自身の治癒力をできるだけ正常に戻すよう心掛けたいですね。