医者任せにしない!うつ病を克服した私の治療体験記

うつ病は「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病を克服した私の経験をもとにサイトを立ち上げましたので少しでも多くの方に読んで頂けたら幸いです。

うつ病者と家族のミスコミュニケーション…お問い合わせの傾向

お陰様で、当サイトのコンテンツが充実するにつれて、 訪問者様からのお問い合わせを度々頂くほど、 サイトそのものが成長してきています。

 

たびたび頂くお問い合わせにおいて、 特定の医師や病院に関するアドバイスについては 行っていないのですが、私自身、数々のお問い合わせに対応していく中で 一つの「気付き」を得るようになりました。

 

 

それは、「うつ病患者とその家族」との間で うまく意志疎通が図れていないケースが とても多い、ということです。

 

 

うつ病患者が家族の中で孤立してしまうケース
○本人よりも家族の者の方が慌ててしまうケース
○何とか良い方法をと思うあまりに、 本人の意志を素通りしてしまうケース

 

こういったものが目立っている気がします。

 

 

家族の中にうつ病患者が出れば、 当然のことながら大変心配しますよね。

 

しかし、「うつ病者本人が心の中に抱えていること」と、 「家族が良かれと思っていること」とは、
時に一致しないことがあるのだ、ということを ご相談に対応しながらつくづく感じています。

 

 

かく言う私も 以前、父から気分転換の登山を随分勧められましたが、 当時はそれが苦痛でたまりませんでした。

 

 

うつ病者は、自分の気持ちを自分から語ることが少ないですから、 家族としては非常に悩ましいところだと思いますが、まずは知識として「うつ病になるとどういう症状が起こるのか」 くらいはキチンと把握し、その上で、無理強いをせず、本人がラクだと感じる環境に 身を置くことに協力してあげることが とても大切だと感じます。