医者任せにしない!うつ病を克服した私の治療体験記

うつ病は「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病を克服した私の経験をもとにサイトを立ち上げましたので少しでも多くの方に読んで頂けたら幸いです。

のれんに腕押し

医師によっては、まるで手応えのない、頼りない問診を行う場合があります。

 

定期的な問診で「どうですか?」と聞いてくるものの、こちらが昨今困っている症状を伝えても、ありきたりな回答を返すばかり、というケースです。

 

 

「どうしても夜中に起きてしまうんです」という悩みに対し、「寝る前にコーヒーなどの刺激物は摂取しないようにして下さい」という医師の言葉は、すでに自分自身にとってはわかりきったことなのです。

 

「イライラが治まりません」という悩みに対し、「少しリラックスできる環境を持ちましょう」と言われても、リラックスの方法がわからないから「うつ病」なんですよね。

 

どうも、ピンと来る回答を返せる医師は、非常に少ない気がしてなりません。

 

うつ病歴が長くなれば、その分経験値も上がりますから、医師による回答が当たり前すぎて、表面的な言葉に聞こえてくることさえあります。

 

 

もちろん医師は専門家ですから、患者よりはるかにうつ病のことを知っているわけですが、少なくともこちらが具体的な質問をしない限り、問診での医師の言葉は、まるで「のれんに腕押し」のように手応えがないのです。

 

これは逆に言えば、うつ病者自身も病気について少しづつ勉強し、より具体的で役に立つアドバイスを「医師から引き出す力」を見に付ける必要がある、ということかも知れませんね。