医者任せにしない!うつ病を克服した私の治療体験記

うつ病は「見えない病気」だからこその治療と理解の難しさがあります。うつ病を克服した私の経験をもとにサイトを立ち上げましたので少しでも多くの方に読んで頂けたら幸いです。

うつ病と発達障害って関連性があるの?

発達障害」とは、病気ではなく、気質や状態そのものを指す言葉です。

 

これまで発達障害と言えば、先天的な発達の遅れを意味し、例えば自閉症がその代表例であると考えられてきました。

 

しかし昨今では、発達障害の定義がより広くなってきており、子供だけではなく大人にも発達障害があることがわかってきています。

 

 

そのパターンには例えば、

 

○IQの高い人:類まれな優秀さ
○行動できないケース:自閉症など
○行動過多のケース:ADHDなど

 

こういったものがあり、どんな人もいずれかの分類には属しているとも考えられるのです。

 

 

ただし、気質の敏感さについては人それぞれであるため、「症状」として表に表れるかどうかは、個人差があるようです。

 

 

さて、うつ病との関連性については、「断言できない」というのが現状です。

 

何故なら現在までのところ、発達障害うつ病との因果関係は証明されていないからです。

 

しかし、先ほど述べた「気質の敏感さ」は、うつ病とは決して無縁でもないように思えます。
雑多な事柄に対して、とても繊細で敏感な反応を示す人の場合、その人はとても感覚が鋭敏である、ということが言えます。

 

つまり、うつ病の原因になるようなストレスに対しても、人より大変敏感になってしまう傾向は、やはりあるのではないでしょうか。

 

そうなると、単に薬だけで無理やり症状を抑えるだけでは、いずれ無理が生じてきますから、やはり本人にとってできるだけリラックスしやすい環境を整えてあげることは大事ですね。

 

この点は、うつ病単体で考えても、発達障害単体で考えても、共通したところがあるように思います。